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コメヂャ

いな饅頭

“コメヂャ”というのは、“茶がゆ”のことで、蟹江では古くから茶がゆを食べる習慣があります。
茶がゆの起源は、一説によると、豊臣方と徳川方が蟹江城をめぐり争った蟹江合戦が起源だと言われています。
 戦の最中、徳川方が城を包囲して「よばわりぜめ」という、鐘や太鼓、貝などをひっきりなしにならす作戦に、城を守る兵士達が疲れて食事もとれずにいたところへ敵の大軍が押し寄せてきたので、腹が減っては戦ができぬと慌ててお茶が沸いていた釜の中に米をそのまま放り込んでできたのが始まりで、これが意外とうまかったので後に伝わったといいます。
 この茶がゆは、町内でも特に舟入地方でよく食べられるといい、昔は漁から帰った漁師たちが好んで食べたそうです。近隣市町村では、茶がゆを食べる習慣があるところはないことから、この茶がゆを食べる習慣があるところは全国でも蟹江が東端だと言われています。

蟹江合戦

天正12年(1584年)、織田信長亡き後、豊臣秀吉の軍と徳川家康・織田信雄連合軍が蟹江城をめぐり争った戦で、連合軍が勝利。この戦は、小牧・長久手の戦いの中の一連の戦いのひとつです。

蟹江町には古くからこんなうたが伝えられています

蟹江名物  コメヂャにコーコ
腹の中には ここちよし
蟹江名物  コメヂャにコーコ
腹の中には さわりなし

※コメヂャとは、茶がゆ ※コーコとは、たくあん

材料 1個分(24切れ/約3人分)

材料 分量
1合
2ℓ
カワラケツメイ ※ハブ茶の一種 30g
漬物(たくあん等) 適量
布袋(巾着) 適量

作り方

STEP 01

米はさっと洗う

 

STEP 02

STEP02

カワラケツメイはフライパンで焙じて布袋に入れる

 

STEP 03

STEP03

鍋に水を入れて沸かし、布袋を入れてお茶を煮出す

STEP 04

STEP04

お茶が出たら米を入れ、最初は強火で炊く

 

STEP 05

STEP05

かき回しながら様子をみて、途中からとろ火にする

 

STEP 06

STEP06

米の芯がなくなったら火をとめ、蓋をして少し蒸らして出来上がり

STEP 07

STEP07

茶がゆにはたくあんがつきもの

       

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